八幡山公園通りを知っていますか?名前を知らなくても二荒山神社の西、東京電力のあるビルの西側にある市道と聞いたらわかる方がいると思います。Googleマップを見ると確かに八幡山公園通りと書いてあり、自然とグルメと歴史を散策できる素敵な通りだということがわかりました。今後まちづくりが行われる「八幡山公園通り地区プロジェクト」の勉強会に参加して興味を持ったので、八幡山公園通りを散策してみました。先日再放送で見たドラマ「孤独のグルメ」に出てきた居酒屋 庄助があったことに縁を感じました。
八幡山公園通りとは
二荒山神社の西にある東京電力があるビルの西側、大通りから八幡山公園南入り口までの約800mの市道で、通りを散策するには徒歩で約10分、車で約2分かかります。 入り口から散策してみました。大通りの予備校ACADEMYと不動産のクラリスの間からスタート、駐車場や低めのビルが立ち並びます。車が通ると歩くのにちょっとドキドキする道幅です。左側の視界が開けてくると栃木会館跡地の広場があり、県庁が見えてきます。 県庁前通りの信号を渡ると左手に県庁右手に県立図書館があり、宇都宮の中心栃木県の中心にいるのに緑が感じられる広場は八幡山公園通りの良いところと感じました。さらに塙田トンネルのあるY字路を右へ、学問の神様「蒲生神社」表参道の看板が見えてくるとマンションや住宅が増えてきます。小学校で習った蒲生君平先生を思い出しました。蒲生神社には日本相撲協会で初代横綱として認定されている宇都宮出身の横綱、明石志賀之助さんの顕彰碑と石像が建立されています。江戸時代に活躍した力士ですから歴史を感じます。塙田八幡宮の赤い鳥居が見えてくると道幅が広がり解放感があります。右手に昭徳山東妙寺、銀の柵で行き止まりになっているところが八幡山公園の南入口で、八幡山公園通りの終点になります。
散策の後は八幡山公園で動物に癒されました。
八幡山公園の魅力は自然とグルメ
八幡山公園通りを歩いてみると二荒山神社の森や栃木会館跡の芝生、八幡山公園の木々など自然豊かでさんぽするのに魅力的なルートでした。
散策するのに重要なグルメでは、通りの入口付近にやきにくグレート&ホルモン宇都宮本町店があり、日本料理店や居酒屋が目に付きます。ワインも楽しめるモダン中華のRon.やイタリアンのソンニャ トーレなどおしゃれなお店も今後行ってみたいと思います。百目鬼通りより先の道を入ったところにテレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」シーズン9第10話もつ煮とハムカツの回で、主人公の井之頭五郎(松重豊)が訪れた「居酒屋庄助」があったことに驚きました。五郎は宇都宮東武ホテルでの仕事の打ち合わせを終えて、県庁の広場で「腹減った」とお店を探します。居酒屋庄助の赤ちょうちんが目に付いて、元気なおばさまに迎えられ、餃子はもちろんもつ煮やハムカツを食べました。ゆず味噌やちたけが登場、U事工事の2人がお客さん役で出演していました。
居酒屋庄助に行きたかったのですが、ランチはやっていません。八幡山公園通りと県庁前通りの交差点にある、まるで美容室のような外観のASHITAMO RAMENに行きました。ラーメンは大好きですが暑かったので、昆布水つけ麺しお 具ありを食べました。透明な昆布水に麺が綺麗で見惚れます。昆布を感じてヘルシーで美味しい。
食後のデザートも食べたいところですが、麺にかなり食べ応えがあったので満腹で散歩したからと言って食べてしまうのは危険です。
今後八幡山公園は2027年に開園100周年を迎えてカフェや自然体験施設などの整備が進んでいくそうなので、カフェ目的で八幡山公園通りをさんぽすることも楽しそうです。
今回八幡山公園通りを知るきっかけになった勉強会に参加して、八幡山公園通りをさんぽしてみました。今まで知っていた公園通りといえば渋谷公園通りで、これからまちづくりが進んでいく八幡山公園通り周辺がどのような空間になっていくのか楽しみです。